キッチンやトイレなどの水回りにフロアタイルを施工する場合、目地棒を入れるとよりリアルな仕上がりになってかっこいいです。

目地棒には3mm幅や5mm幅など太さや色の種類がいくつかあります。


参考例 サンゲツ フロアタイル目地棒

今回の現場が少し特殊だったのは、フロアタイルを施工して、お施主様チェックの際に
「あれ、目地棒の施工指示が抜け落ちていた!」と発覚し、『後から目地棒を入れる』という初めての挑戦となりました。

通常はフロアタイルと交互に施工していく目地棒ですが、今からフロアタイルを全部剥がして張り替えるわけにもいかず、
その幅3mm分だけをカットして後から目地棒入れ込んでいくという難易度の高い施工でしたが、床職人さんのゴットハンドのおかげでなんとかおさまりました。

「隙間ができたらいかんけん、最初はキツめに切ってみますね~」(2.9mm)
「やっぱり少しきついけん、ちょっとひろげてみますね~」(3.1mm)

0.1mm感覚でフロアタイルのカットがコントロールできるなんて、本当に職人技だな、と横で関心しながら見ておりました。

通常はフロアタイルと一緒に貼っていくので、こんな感じです。
(目地棒施工の一例でウォールクラフトさんの動画より)

フロアタイルの目地棒は先入れだけど、長尺シートの溶接棒は後入れ、、、、
床見切りのこのタイプは先付けだけど、あっちのタイプはカバータイプ、、、
床材が切り替るから、ここは傾斜目地で、、、

何が何だかよくわからなくなってきた、というときは、お気軽にご相談ください。